*************************************************************** 学校図書館情報 ***************************************************************  ┌───────────────────────────┐ 1.│第5回学校図書館・公共図書館の充実を進めるつどい開催 │  └───────────────────────────┘   「第5回学校図書館・公共図書館の充実を進めるつどい・静岡」が、もくせい 会館富士ホールを会場にして、1月16日(日)午前10時から午後4時にか けて開催されました。参加者は静岡県内外166名(県内113名、県外53 名)でした。  午前中に行われた記念講演会では、日本図書館協会理事長竹内セ(さとし) 氏を講師に迎え、『図書館のめざすもの〜子どもの育ちと図書館〜』と題して ご自身の経験を踏まえての図書館のあるべき姿や図書館をめぐる近況報告をし ていただきました。  午後の部では、静岡県立浜松湖南高校教諭の北原先生から『本と子どもの心 の成長』と題して、ご自身の高校での様々な実践例をお話いただきました。  引き続き行われた特別報告では、予定されていた細江町立図書館の伊藤館長 に代わって「学校図書館を考える会・静岡」の佐藤氏から、県内の各学校にお ける学校図書館担当の配置状況をあげながら静岡県内の学校図書館の状況につ いて報告いただきました。  また三島市の小学校教諭の山田夕先生からは、『学校図書館に携わって〜司 書と手を結んで〜』と題して、市内の各校を結んだネットワークを使った共同 研究の進め方について、映像資料を用いた実践発表がありました。  最後に、自治労連中央執行委員 林克氏から、『三位一体と市場化で図書館 はどうなるの』と題してお話いただきました。この中で林氏は、コスト計算だ けに関心が集まり、図書館運営が外部委託や指定管理者制度の導入といった方 向に安易に流れないよう、図書館員の専門性が生かせるような方向で問題提起 していくことの重要性が語られました。   各発表において、参加者からは多くの質問が寄せられ、活発な意見交換会の 場にもなったようでした。        問い合わせは、静岡県立中央図書館企画振興課企画係         (電話:054-262-1246)まで。